初心者必見、積立NISAで購入する投資信託の選択基準
こんにちは、ユーヤです。
僕は投資初心者ではありますが、今から資産運用を始めようと考えている人のために、少しでもお力になれれば嬉しいと思っています。
今回は積立NISAで購入する投資信託の選択基準を紹介していきます。
目次
- インデックスファンドとアクティブファンドの比較
- 信託報酬手数料について
- 販売手数料
- 信託財産留保額
インデックスファンドとアクティブファンドの比較
まず、僕は圧倒的にインデックスファンドをお勧めします。
インデックスファンド
日経平均株価やTOPIX、米国では「SP500」などの市場平均と同じような値動きをする運用を目指す方法のことをいいます。例えば、日経平均株価3%上昇したとすれば、それに従ってインデックスファンドの投資信託も3%上昇するように運用していくことです。
運用コストは市場の平均を目指していることからも、市場に連動した投資信託を購入するだけなのでインデックスファンドの方が安くなっています。
アクティブファンド
プロの投資家が独自で銘柄を選択して株価指数等の値動きを上回る投資成果を目標として運用することを言います。例えば、市場平均が3%だった場合アクティブファンドの投資信託は5%を運用できるようにプロの投資家が常に取引をしています。
運用コストは市場平均を上回る運用成果を目標としているのでぴろの投資家たちが銘柄を選択して購入していくので人件費などがかかり、コストもインデックスファンドより高く設定されています。
本当にインデックスファンドよりアクティブファンドの方が運用成果が良いのか比較してみました。
インデックスとアクティブファンドの運用実績
信託手数料 1年 3年 5年
インデックス 0.57% 30.40% 10.30% 21.10%
アクティブ 1.56% 20.00% 9.20% 19.0%
この表からもわかるように、過去15年間の運用実績を見てみると運用コストも安いインデックスファンドのの方が 実績が良いということがわかります。市場平均を上回るような運用成果を目標としているアクティブファンドはほとんど成果を達成できていないことがわかります。
信託報酬手数料について
信託報酬手数料とは投資信託を管理運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことを言います。
上の表でもわかるようにインデックスファンドとアクティブファンドの信託報酬手数料を比較すると約1%アクティブファンドの方が高いことがわかります。この1%の差は少ししか感じないかもしれませんが20年間運用することを前提に考えれば、かなり大きな差であるということがわかります。
インデックスファンドで人気なeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は信託報酬手数料が0.0968%このファンドを20年間運用した場合の手数料は、約13.5万円です。
このインデックスファンドに対し、アクティブファンドで人気のあるひふみプラスの信託報酬手数料は1.078%とかなり高いことがわかります。このファンドを20年間運用した場合、約141.1万円です。
この、インデックスファンドで人気なeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とアクティブファンドで人気のあるひふみプラスの信託報酬手数料の差は127.6万円と圧倒的にインデックスファンドの方がお得だということがわかると思います。
販売手数料
投資信託を購入する際にかかる手数料のことを販売手数料と言います。投資家が直接証券会社や銀行に申し込み金額に応じた数%(1~3%)の手数料を加算して支払います。
最近ではネット証券をはじめ、販売手数料が無料の投資信託も増えています。この販売手数料が無料のファンドをノーロード型ファンドと言います。
信託財産留保額
信託財産留保額は、投資信託を途中で売るときにかかる費用です。他の投資信託を保有している投資家に迷惑をかからないようにするためのコストです。投資信託を解約するときに必要な事務手数料がかかります、その手数料をまだ投資信託を購入している人から徴収することは不公平が生じることから解約の際に支払わなければいけません。
まとめ
インデックスファンドの方が手数料も安いことや、最初に商品を選んであとは積み立てていくだけで良ことから初心者も楽に運用できます。僕がもしアクティブファンドで運用した場合はプロの投資家がしっかりと運用してくれているか心配になって色々考えてしまいそうです。
この点を含めても、やはり初心者の方は手数料の安いインデックス投資を選択するべきです。